IPO準備を進める中で「三様監査」という言葉に出会い、具体的にどう機能させればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
1. 三様監査とは
- ①監査役(会)・監査等委員会……経営全体を監視する法定機関
- ②会計監査人(監査法人)……財務諸表の適正性を外部から保証する
- ③内部監査……業務の適正性・リスク管理を内部から継続的に検証する
2. 各機関の役割と特徴
監査役(会)・監査等委員会
取締役会が選任する法定機関で、取締役の職務執行の監視・監督が主な役割です。
会計監査人(監査法人)
財務諸表が会計基準に従って適正に作成されているかを外部から監査します。
内部監査
日常的な業務プロセス・リスク管理・コンプライアンスの状況を継続的に検証します。
3. 実践的な連携方法
定期的な意見交換会の実施
3者が定期的に集まり、各監査の実施状況・発見事項・リスク認識を共有する場を設けます。四半期に1回程度の開催が一般的です。議事録を残しておくことが審査対応上も重要です。
内部監査計画の共有
年間計画を監査役と会計監査人に事前に共有し、重点領域についてすり合わせを行います。
発見事項の情報共有
内部監査で発見した問題点・リスクは、適宜監査役・会計監査人と共有します。
4. 上場審査で見られるポイント
- 3者間での定期的な情報共有の場が設けられているか
- その記録(議事録)が残されているか
- 内部監査の発見事項が適切に共有されているか
まとめ
三様監査は、定期的な情報共有と連携の仕組みを構築し、その記録を整備することで、審査でも評価される実効性のある体制が実現します。
セイドウパートナーズの内部監査支援では、三様監査への同席や実施サポートも行っております。
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