【内部監査コラム⑧】J-SOXと内部監査の違いとは?上場後に備えてIPO準備中から知っておくこと

IPO準備を進める中で「J-SOX」という言葉を耳にすることがあります。

「内部監査と何が違うの?」「上場前から対応が必要なの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

1. J-SOXとは何か

J-SOX(Japanese Sarbanes-Oxley)は、金融商品取引法に基づく「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の制度」です。上場企業に義務付けられており、経営者が財務報告に係る内部統制の有効性を自ら評価し、「内部統制報告書」として開示することが求められます。

2. 内部監査とJ-SOXの違い

項目 内部監査 J-SOX
適用対象 IPO準備段階から必要 上場後に適用
目的 業務全般のリスク管理・検証 財務報告に係る内部統制の評価
実施主体 内部監査担当者(または外部委託) 経営者が評価・監査法人が監査
範囲 全社的なリスク領域 財務報告に影響する業務プロセス

3. IPO準備中からJ-SOXを意識すべき理由

① 体制整備の観点

J-SOXで求められる内部統制の基盤は、IPO準備中の内部監査・内部統制整備と多くの部分が重なります。準備段階から意識した体制を作ることで、上場後のJ-SOX対応がスムーズになります。

② 移行コストの観点

上場後に急いでJ-SOX対応を始めると、追加的なコストと人的リソースが大量に必要になります。

IPO準備中から「J-SOXを見据えた」体制を整えておくことで、移行コストを大幅に抑えることができます。

4. IPO準備中に行うべきJ-SOX対策

  • 財務報告に係る主要業務プロセスのフロー整理
  • 全社的な統制環境の整備
  • ITに係る全般統制の確認
  • 業務プロセスにおけるコントロールの整備

まとめ

J-SOXと内部監査は目的・対象が異なりますが、深く関連しています。

IPO準備中から両者を意識した体制を構築することで、上場審査通過と上場後の円滑なJ-SOX対応の両方を実現できます。

セイドウパートナーズでは、内部監査体制構築支援に加えてJ-SOX体制構築支援も行っております。

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